暗黙知共有ワーク「スピードシェア」で育てる自律行動型人財
「スピードシェア」とは?
業界、会社で過去に起こった、トラブル、事故などのヒアリングをベースに作成したカードを使用した「成功の循環モデル」に沿ったゲーム形式研修です。ニーズに応じたゲーム進行で様々な効果を発揮します。
スピードシェアの提供するメリット

自律人財育成ワークショップ「スピードシェア」の提供するメリット
心理学、脳科学、コーチング、などに基づき設計しています。
そのため、楽しく学んでいる間に参加者相互間の情報、価値観、発想の共有化がスピーディーに図れます。
<受講により期待される効果>
1.他人の意見を素直に聞くことが出来る
2.自分の発想、考えが周囲の人に受け入れられるものであるかの確認が出来る。
3.体験したことのないトラブルを知ることができます。
4.トラブルに遭遇した際の行動の選択肢が広がり、トラブルに対する耐性を高めます。
5.プラス思考が身につきます。
6.ベテラン職員の経験、裏にある考え方の共有が促進されます。
7.言った、言わないのトラブルを防ぐ方法が学べます。
8.問題隠蔽体質の改善が期待できます。
9.コンプライアンス意識を強化できます。
10.自律行動型人材を育てます。
特徴
通常の研修(これまでの研修)は主として知識の習得を目指すものですが、「スピードシェア」を使用する本研修では、行動の背景にある知識、考え方、発想を共有することを狙っています。特に、これまで共有化することの難しかった暗黙知(注1)が引き出され、共有できることが高く評価されています。
暗黙知共有のための取り組みとしては、ナレッジデータベース(注2)を構築する方法と事例を用いた研修があります。ナレッジデータを構築するには入力の手間がかかり、集積速度は入力者の意欲に大きく影響を受け多くの場合、遅々として進んでいない企業が多いといわれています。
また、集積されたデータは、何か問題が発生した時に検索するという使い方が主流であり、コールセンターなど常時データベースにアクセスできる環境では有効性が高いが、その他の場面では効果が限定されます。
事例研修では、学ぶ側の意識の差異から「何かを教えても、教わった側がそれを学んだとは限らない」という現象がよく起こっています。また、各事例についても時間がかかり、あらゆる事例を学ぶためには相当な日数がかかってしまうことがネックでした。
これらに対し、「スピードシェア」研修では、事例の詳細度は劣るが、実績値で一時間当たり30~50事例と圧倒的なスピードと深さで各事例と対応策について学ぶことが出来ます。さらに事例と対応策のヒント、切り口、発想を脳内にインプットするため行動につながりやすく、他の方法に比べ実用性が高くなっています。
注1:暗黙知
本来の暗黙知とは、知識というものがあるとすると、その背後には必ず暗黙の次元の「知る」という作動がある、ということを示した概念であるが、日本では一般的に暗黙知を「“経験や勘に基づく知識”のことで、文書などで表現が難しいもの」と解することが多い。
注2:ナレッジデータベース
知識を収集、保存しておき、デジタル化され、保存された資料を単なる文書管理の範疇を超え、それを活用する仕組み。一部のエクセレントカンパニーを除き、うまく活用しているケースが少ない。
<受講者の声>
・苦しまぎれでも、「ちょうど良かった」と言う事で、最悪なシチュエーションにも何とか対応できると思えるようになりました。
・仕事中何気なくマイナス言葉を使っていることに気付いた。プラス言葉を意識して使っていきたい。
・カードゲームの時、難しく考えすぎて答えられなかったが、他の人の答えは簡単なものだった。今まで考えすぎていたことも解決できそうな気になってきた。
・仕事はお互いさま、トラブルの時にフォローしあう雰囲気が生まれてきました。
<企業の声>
・トラブル時の対応があたふたしなくなり、安心して任せられるようになりました。
・若い職員達があまり聞きたがらない先輩職員の体験談を真剣に聴いている様子が印象的でした。全体的にEQ能力が向上しているように感じました。
・職場の雰囲気が良くなった、以前は人間関係で色々不満が出ていたがそんな声が聞こえなくなった。
・つまらない相談が激減しました。また、それぞれが考え行動してくれているので、いろんなことがスムーズに進むようになりました。
・ゲームがきっかけとなり部門長同士の連携が生まれた。以前は、変なライバル心からか、ひがみ、ねたみ、責任転嫁が見られたのにすごい変化です。