2013/08/09 15:25:55
前回
尿は流れるので、その流れの途中にホットスポットが来るようにする事が
尿取パッドの位置決めの基本であるとお伝えしました。
尿の流れる方向は、ほぼ排尿時の水圧?と重力によって決まります。
昼は大丈夫なのに、夜は漏れる事がある。。。
という方は、昼と夜の姿勢の違いに注目をし、流れる方向を確認して下さい。
また、男性の場合は、立位、座位では、下に向いている陰茎(尿道口)が
臥位になると、おなかの方を向いてしまう人が結構います。
(臥位時のナチュラルポジション)
このため、尿道口の位置が変わり、モレている可能性があるのです。
はくパンツ型紙おむつ(リハビリパンツ)の普及で、立位での交換が多く
なってきており、この違いに気づきにくくなってきているようです。
就寝直前に、陰茎を臥位時のナチュラルポジションに移動させてから、それ
に合わせ紙おむつを装着してみてください。
試す価値はありますよ!
もちろん、基本中の基本である、尿道口への密着をお忘れなく。。
参考
「排泄ケア充実講座1〜いまさら聞けない尿取パッドの使い方〜」 前回
おむつの交換時に、装着時からずれていたら、その位置を起点に、
微調整をしながら、尿道口に密着させることが尿取パッドの
ベストポジションを導き出す、最短コースとなる。
とお伝えしました。
肌に接する表面材(多くの場合は不織布)は、吸水性を持っていないものがほとんどです。
水分を吸収するのは、一層内側にある吸水紙や綿状パルプなどの吸水体になります。
この構造のため、一般的に尿は表面材の上を流れながら吸収されていくのです。
尿道口に尿取パッドが密着していないと、尿が皮膚を伝い流れていく可能性が著しく
高くなります(女性や、男性でも包茎の方は更に高くなります)。
ベストポジションを見つける際のチェックポイントは以下のようになります。
(私が業者時代にお伝えしていた方法です)
1:尿取パッドのホットスポット(吸収力の高い位置)を把握する。
2:対象者の当てている時間帯の姿勢を把握する。
3-1:男性の場合、陰茎のナチュラルポジションにおける尿道口位置を把握する。
3-2:女性の場合、尿道口の位置を把握する。
1:尿取パッドのホットスポットを把握する。
各メーカーが工夫を重ねて、いろんな形状、構造をした商品がでていますが
尿取パッドの場合、中央部がホットスポットである可能性が高いでしょう。
(形状が特殊な場合は、単価の高いものはメーカーに問い合わせてください)
前回触れていますが、ホットスポットが濡れていないということは、尿取パッド
の性能を使い切っていません。
尿は流れます、その流れの途中にホットスポットがあることで、モレを防ぎ
短時間での吸収、すなわち肌への不快感を軽減できます。
続きは、次回。。。
参考
「排泄ケア充実講座1〜いまさら聞けない尿取パッドの使い方〜」2013/06/28 23:02:26
看護・介護前回
はくパンツ(リハビリパンツ)型と尿取パッドを併用しているのであれば、
本当にその組みあわせが機能しているのかを一度検討してみてください。
と書かせていただいたので、今回はその方法を
その組みあわせが機能しているかどうかの前に
なぜ、その人に、その組みあわせで使っているのか
を振り返ってみてください。
さまざまな理由があるでしょうが
その理由を踏まえた上で
交換時に
尿取パッドの「位置」と「どこが濡れているのか」を確認して下さい。
□「位置」が装着時と変わっている
□尿取パッドの中央部が濡れていない
場合は、改善の余地があるサインだと受け止めてください。
位置がずれている場合、いつも同じようなズレやヨレであれば、実は
その位置がベストポジションである可能性があります。
その位置を起点に、微調整をしながら、尿道口に密着させることが
ベストポジションを導き出す、最短コースとなります。
続く。。。
参考
「排泄ケア充実講座1〜いまさら聞けない尿取パッドの使い方〜」
前回
股間にある、紙おむつが大きくなると
転倒リスクが高くなっているという
このため、濡れたおむつの早期交換は転倒リスクを減少させることになる
とお伝えしました。
ここで、感はすでにお気づきでしょうが
濡れていなくても股間は小さい方が転倒リスクが少ないといえます。
おむつの使い方は、
『漏れない範囲で軽薄短小』
それを実現するために、さまざまな当て方の工夫があると
理解していただけると嬉しいです。
最近主流となっている、はくパンツ(リハビリパンツ)型と尿取パッドを
併用しているのであれば、本当にその組みあわせが機能しているのかを
一度検討してみてください。
恐らく、歩行可能な方が対象になっていると思います。
漏れる事のリスクと、
×気持ち悪い(お年寄りの気持ち)
×恥ずかしい(お年寄りの気持ち)
×着替えが面倒(スタッフの都合) など
転倒することのリスクを
×痛い(お年寄りの苦痛)
×骨折など(お年寄りの苦痛)
×通院への付き添い(スタッフの都合)
×利用者数の低下=売上減(スタッフの都合) など
それぞれのお年寄りごとに検討してみると
新たな発見があるかもしれませんね。
では、また次回
参考
「排泄ケア充実講座1〜いまさら聞けない尿取パッドの使い方〜」
2013/06/18
股間にある、紙おむつが大きくなると
転倒リスクが高くなっているということはご存知でしょうか?
がに股で、ヨタヨタと左右に頭が揺れながらの歩行は
転倒しやすいを言われています。
突然ですが
200gのお肉の大きさと重さをイメージしてください。
この大きさと重さの塊が股間と下着の間にあると想像してください。
どんな感じですか?
私の経験では
尿取パッドとリハビリパンツ型紙おむつを付けたときは
股間ものが邪魔で若干がに股気味になり
おむつの中に排尿した後は
×股間の気持ち悪さ
×股間の異物が大きくなってしまった
×リハパンが重さでずり落ちそう
といった感覚があいまって
一層がに股になっていました。
紙おむつなどで股間が大きくなると、普通に歩るける人でも
がに股傾向になります。
歩行可能なお年寄りにとって
紙おむつの素早い交換は
◎気持ち悪さの早期除去
◎スキントラブルの軽減
だけではなく
◎転倒リスクの減少
という意味もあるのです。
続きは次回
参考
「排泄ケア充実講座1〜いまさら聞けない尿取パッドの使い方〜」